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Customized ORGANS & Leslie speaker

Portable vintage British C-3 (made of RT-3)

ハモンドC-3の上位機種RT-3をライブで使うべくポータブルC-3として、生まれ変わらせました。詳しくは次章からの製作記をご覧ください。

ここでは、ポータブルC-3の前身となったRT-3について、紹介します。 

20063月某日、ピアノ運送業者によって、我が家に超重量級のハモンドオルガンModel RT-3が届けられました。

とりあえず、倉庫に仮設置。やはりでかい!!

真上からのショット。演奏用鍵盤5オクターブ、プリセット鍵盤1オクターブ、その他ドローバー5セット、C/Vスイッチ、パーカッションスイッチなど、まったくC-3と同じであるが、C-3,B-3より鍵盤右側が広いことに注目。

実はこの広い右エンドブロック部分に写真左のようなスイッチが仕込まれていて、これで写真右の重低音真空管音源の音色を切り替えるのである。エンベロープはオルガンタイプだが、音色的には真空管式のベースシンセサイザーといった感じである。ちなみに足鍵盤数は32鍵もある。(C-325)

さて、いよいよ次章からは、この超重量級ハモンドの解体・改造・組立の一部始終を紹介します。